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無水カフェイン
栄養ドリンクにはほぼ入っているこの「無水カフェイン」。
「眠くならないって、カフェインだけやんこれ」と言われるものである。
カフェインの効果は特別感じない人が多いと思うが、
なんとなく凄いということを解説していこう。
無水カフェインってカフェインと違うの?
もちろん違うから名前が違うのですが、
そのままです。水分を含んでいないカフェインです。
イメージとしては、自然の塩にはミネラルが豊富に含んでいますが、
人工的に精製されたものは、塩化ナトリウムのみというのと同じです。
何ら変わりないカフェインと思って飲みましょう。
で、カフェインはなぜ眠気に効くの?
主な作用としては、覚醒作用があります。(興奮、シャキーン!といったところ)
通常は寝起き数時間後に自然と覚醒するのですが、
それを強引に覚醒させる効果があるのがカフェインです。
眠気と、だるさに効果があります(覚醒したとする前提で)
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眠気以外の効果としては、利尿作用があります。
毒かおまえは?という感じでしょう。
その他、細かいところはWikipediaに書いてありましたので、引用します。
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--引用開始--(細かいところはどうでもいい人は飛ばしてください)
主な作用は覚醒作用、脳細動脈収縮作用、利尿作用。医薬品にも使われ、
眠気、倦怠感に効果があるが、副作用として不眠、めまいがあらわれることもある。
カフェインを習慣的に摂取する人が半日から1日カフェインを摂取しなかった時に現れる症状として
最も顕著であるものは頭痛であり、その他、不安、疲労感、集中力の欠如、抑うつが現れることがある[3]。
カフェインは、クモに作用し、巣作りに影響を及ぼす
カフェインはアデノシン受容体に拮抗することによって、覚醒作用を示す。
また、メチルキサンチン誘導体に共通の活性として、ホスホジエステラーゼの非選択的な阻害作用があり、
細胞内cAMP濃度の上昇を引き起こす。
これにより、心筋収縮力の増大、気管支平滑筋の弛緩、脳細動脈の収縮のような交感神経興奮様作用を示す。
これらの作用の結果、腎血管拡張により糸球体濾過量(GFR)が増大し、
さらに尿細管での水分の再吸収の抑制により利尿作用を現わす。
また膀胱括約筋に取り付いてその作用を抑制しているアデノシンの働きを
カフェインが妨害するために頻尿になるという説もある。
さらに、cAMPの濃度の増大は胃酸を産生する細胞では、プロトンポンプを活性化し、胃酸分泌を亢進する。
また、わずかではあるが骨格筋収縮力を増大させる作用もあり、
2004年まではドーピングに対する禁止薬物リストにも含まれていた。
若干の依存性も持つが、1日に1~2杯飲む程度であれば健康への影響は少ない。
なおカフェインの半数致死量(LD50) は約 200 mg/kg で、
一般的な成人の場合、10?12 g 以上が危険といわれる(詳しくはカフェイン中毒を参照)。
医療分野において薬事法では1回(1錠・1包等)あたりに500mg以上のカフェインを含むものを劇薬に指定している。
カフェインは体内で代謝され、主に尿酸となって尿と共に排泄される。
--引用終わり--
で、リポビタンDの無水カフェイン50mlは多いの?
ここ、肝心なところです。
ちょっと、こちらも先ほどのWikipediaのページから引用します。
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--引用開始--
緑茶235ml: 30-50mg
紅茶235ml: 47mg
コーヒー (インスタント)235ml: 62mg
コーヒー (豆から抽出したもの)235ml: 95mg
コカ・コーラ350ml: 35mg
コーヒー味アイスクリーム (ハーゲンダッツ、1/2カップ): 30mg
水出しにした場合、抽出時間にもよるが、これよりずっと少なくなる。
--引用終わり--
なんと、緑茶をちょっと飲めば、すぐ50ml。
リポビタンDの無水カフェインの効果?お茶飲むのと同じですって奥さん旦那さん。
というか、コーヒーで十分。
そらいつも以上にシャキーンと覚醒しないはずです。
で、結局無水カフェインは眠気に効くの?
結論:効くらしいが気休めレベル。
コーヒー飲んでも眠気は取れません。
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